ハードディスクの処分方法【情報漏えいから守る】

要らなくなったパソコンや外付けHDD、どうしてますか？

　パソコン自体は新しいものであれば売ればお金になると思いますが、

　HDD（ハードディスク）のデータがどうなるのかが不安です。

　仮に全部のデータを削除したとしてもHDDを解析するとデータを復元できてしまうこともあります。

　まあ、会社でもない限りは情報漏えいして困るデータというのは、

　そんなに多くないと思いますが、個人情報を入力することもあるので、やっぱり気になります。

　そこでHDDを処理する方法をいくつか提案したいと思います。

　パソコンが新しくて、売れる価値がある場合は処分するよりは売りたいですよね。

　売りたい場合、HDDだけ引っこ抜いてしまうと減額されたり、買取対象にしてもらえない可能性があるかもしれません。

　とは言え、一々同じHDDを買ってきて差し替えるという、手間とお金を費やすことはしたくないです。

　そんなときは、絶対にHDDを読み取れないように完全削除ソフトを使いましょう。

　有料であれば『ターミネータ10plus データ完全抹消』、無料なら『WipeDisk』がお勧めです。

　これらのソフトが何をしているかと言うと、HDDに関係ないデータ（全て０、もしくは１）を書き込んだり、ランダムなデータを書き込むことを１回～複数回繰り返すことで、復元をできないようにしています。

　HDDの読み込む領域すべてに意味のないデータで上書きしてしまえば、過去のデータを復元することはできません。

業者に頼む

　処分する場合は、信用できる業者を探しましょう。

　ハードディスクのデータをどのように扱っているのかがしっかり書かれている業者を選ぶのが安全です。

　個人的には『パソコンファーム』が良いと思います。

　メディアにも取り上げられていますし、ハードディスクは物理破壊だけでなく、強磁気放射まで行っています。強磁気放射を行う業者はそれ程多くないと思います。

　もしパソコンを送って、本当にハードディスクを破壊してくれるのか不安という方は『出張データ消去（有料）』を利用したり、『HDD物理破壊写真付き証明書発行（有料）』をしてもらう方法もあります。

ソフマップのHDD破壊サービス

　一々業者の人に来てもらうのも気が引けるなぁという人は、パソコンのHDDだけを取り出して、ソフマップに持っていくのが良いと思います。

　ソフマップでは、その場でHDDを物理破壊してくれます。１台あたり930円(税抜)です。

　私も昔、パソコンを処分するときに、HDDが不安でHDDだけ取ってパソコンを処分してたのですが、

　HDDが溜まってくると邪魔なので、どうにか処分したいなぁと思って、ソフマップに３台のHDDを破壊してもらいました。（写真を撮り忘れてしまったのが残念です。）

　破壊方法は、機械で押しつぶして４つの穴を開けます。これによってHDDを回転することが出来なくなるので、復元が不可能になります。

ソフマップよりキャプチャ引用

　HDDの破壊を見届けたら、そのままHDDを処分してもらえます。（処分は無料です）

　ということでHDDの処分方法の紹介は以上です。参考になれば幸いです。

意外と気持ち良い

自炊するならやっぱり持っておきたい。せっかくスキャンするならOCR付きにしておくに越したことはない。

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