本を自炊する方法を比較する【自分で?業者で?】

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買った本、どうしてますか?

『1回読んだら、もう要らない』という人は中古で売ればいいので問題ないのですが、

『大事な本だから売りたくない。けど、部屋が狭くなって困る』という人も結構いるかと思います。

そうした場合、『本を自炊する』という選択肢が思い浮かびますが、

自分で全部やるのは面倒だし、とは言っても業者に頼むのはどうなの?と思われるでしょう。

そこで、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

紹介する方法は3つ『完全に自分で自炊』『完全に業者に任せる』『一部を業者に任せる』

1.完全に自分で自炊

メリット

 ・自分の好きなように本を管理できる
 ・本を紛失される心配がない
 ・電子データの使用が自分だけなら法律は問題ない

デメリット

 ・裁断機、高速スキャナの場所がかさ張る
 ・自炊に時間が掛かる(安いスキャナだとスキャンが遅い)
 ・安い裁断機だと切れ味が悪くて、綺麗に切れない
 ・綺麗に切れてない本は、スキャナで紙詰まりすることがある

 こんなところでしょうか。私も去年まで自分で自炊してました。

 私が使用していた裁断機と高速スキャナのは、

大型裁断機・ペーパーカッター 400枚裁断 BA58A4 FUJITSU ScanSnap S1500 FI-S1500

 です。裁断機については300冊ぐらいで切れ味が悪くなったので刃を好感してました。

大型裁断機 ペーパーカッター用 「替え刃」

 最近では、もっと性能の良い裁断機も売られています。

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 高速スキャナも紙詰まりを出来るだけ避けたいのなら、最新のものが良いと思います。

FUJITSU ScanSnap iX500 FI-IX500

思うこと

 この方法は確かに自分で好きなように自炊できるのが良いです。ただ、裁断機は重いですし力もかなり使います。スキャナは機械にセットできる枚数が50~100枚ぐらいなので、100ページを超える本を1つのPDFにしたいときはスキャンした紙が減ってきたら、その都度継ぎ足していかないといけないので放置できません。

 とにかく人に任せるのが不安だという方は、この方法が一番良いのではないでしょうか。

2.完全に業者に任せる

 いわゆる、『自炊代行』です。

メリット

 ・本をダンボールに詰めて、業者に送れば終わり
 ・裁断機もスキャナも買わなくて良いので、部屋はすっきり

デメリット

 ・冊数が多いと結構な金額になる
 ・業者が本を紛失するリスクがある
 ・著者が許可していない本は自炊依頼できない

 相場は大体100円/冊ぐらいでしょうか。

思うこと

 自炊代行業者はかなりたくさんありますので、迷うかと思います。比較サイトなどで適した業者を探すと良いでしょう。

BookFire – 書籍 スキャン PDF 自炊代行 サービス比較まとめ -

 私的には『BOOKSCAN』をお勧めします。有名な方々も利用されています。

http://www.bookscan.co.jp/

BOOKSCAN(ブックスキャン) 本・蔵書電子書籍化サービス – 大和印刷

 業者の利用を検討するときは、『その本が業者で自炊可能かどうか』『1冊いくらか』『業者が信頼できるか』を考えると良いでしょう。

3.一部を業者に任せる

 背表紙の裁断を業者に任せて、スキャナをレンタルして自分で電子化する方法です。

メリット

 ・裁断機を持つ必要がない
 ・高速スキャナはレンタルなので使い終われば、スペースを取らない
 ・安い裁断業者を利用すれば、冊数が多くなるほどお得
 ・複製は自分で行っているので、自分だけの使用であれば法律は問題ない

デメリット

 ・スキャンするのが面倒
 ・スキャナのレンタル期間を守らないと追加料金が掛かる

 裁断代行業者は以下のようなところがあります。

書籍本裁断(断裁)サービス|裁断ブックマート|本の自炊お手伝い

業界最安値の本裁断サービス カットブックプロ CBP

 また、スキャナレンタルは『DMM.com』がお勧めです。というか他のレンタル業者がみつかりません。

 2日で2500円、10日で5000円ぐらいなのでです。2日だとかなり切羽詰まるので10日借りてスキャンするのが良いと思います。

 よく自炊代行で法律の問題が出ますが、その対象は『複製行為』です。裁断に関しては、背表紙を切ってるだけで業者は複製していません。なので、裁断に関しては本の制約は特殊な本ではない限り大体の本が裁断できると思います。

思うこと

 私は今後、この方法を取ろうかと思っています。部屋のスペースはスキャナが一時的に幅を取りますが、普段は裁断機もスキャナも置かないので部屋がすっきりします。

 以上で、紹介を終わります。

つづき

自炊した電子書籍を読みやすくするツール『Kindlizer』 | 日常って、なんだっけ。

 もし参考になりましたら、シェアしていただけると嬉しいです。

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自炊するならやっぱり持っておきたい。せっかくスキャンするならOCR付きにしておくに越したことはない。

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